ヘテロクリニックの日記

病院勤務医時代に、今の医療体制では患者さんも医療者も幸せになれないのではと感じ、誰もが笑って幸せに生きる医療を届けるべく自由診療を開始しました。癌治療、緩和ケア、訪問診療などの経験を活かし、病気による人間関係、現在の医療問題、就労問題などを楽しく書こうと思います。

お酒を飲んで暴れちゃう人は、頑張り屋さん

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お酒の強い弱いに関わらず、

私の周りにはお酒の好きな人が多いです。

みんなでワイワイ楽しみながらお酒飲むことは私も大好きです。

 

しかし昔は飲み会というものが私は嫌いでした。

その飲み会自体が誰かの愚痴や普段の鬱憤を吐き出す場所でしたので、

その場にいることに疲れてしまいますし、

時々羽目を外しすぎる人もいて対応に困ることもありました。

中にはお店から出禁になってしまうことも。

多くの方が普段仕事で自分を抑圧して頑張っているので

お酒の力で抑圧していたものが外れてしまうのでしょう。

急に怒鳴ったり、泣き出したり、抱きついたり、

フラフラして何か壊してしまったり。喧嘩が始まってしまったり。

そんな人は周りにいないでしょうか?

 

お酒に酔うと気持ちがよくなるものです。

緊張感がとれ、力が緩みやすくなります。

ですから、普段の生活で抑圧が強いほどお酒を飲んだ時に

自分とは思えないような行動をしてしまうようです。

酔いが覚めて朝になって後悔したりしないためにも

普段の抑圧を少なくしたいものです。

 

では、どうして人はそれほど普段の生活で自分を抑圧をしたり、

お酒を自分の解放するための手段にするのでしょうか?

 

人の目や周囲の評価を気にしていつも気を張っているからかもしれません。

いい人と思われるために、いい人を演じなければいけないからかもしれません。

自分にとって怖いと思う存在がいて

発言を我慢したり、怒られないようにがんばったりしているのかもしれません。

職場でトラブルを起こさないようにと

みんな自分の気持ちを押さえ込んでいるのではないかと思います。

 

ですから、頑張った分お酒を飲んだ時に

我慢していたものがでてきてしまうのですね。

 

本当はもっとお酒を楽しく飲めた方がいいはず。

そのためには、普段どんなことを自分が抑圧しているのか

振り返ってみましょう。

 

 

気を張ったり、気にしすぎたり、頑張りすぎたり

そんな生活ばかりになっては

人生楽しめなくなってしまうかもしれませんよ。